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デジタルカメラ講座
デジタルカメラのメリット
【第二十五回】
デジタルカメラは、写真を撮るという行為はこれまでのフィルムカメラとほぼ同じ。
しかし、その基本的な特徴やメリットは大きく違います。
しかし、その基本的な特徴やメリットは大きく違います。
デジタルカメラには、これまでの銀塩フィルムカメラの常識をこえた、まったく新しい使い心地とメリットがたくさんあります。たとえば、フィルムが不要、現像も不要という便利さやランニングコストの大きな違い、撮った画像をモニター画面で即座にチェックして撮り直しもできます。またテレビで見る、パソコンで見る、自宅でプリントする、インターネットで画像を送るなど楽しみ方の広がりも大きく違います。
デジタルカメラ |
銀塩フィルムカメラ |
|
フィルム | 不要。 | フィルムが必要。 |
ISO | 1ショットごとにISO感度を変更できる。 | フィルム単位でしかできない。 |
シャッター | 何度も撮り直せるので気楽にシャッターが押せる。 | シャッターを押すとフィルムを消費する。 |
ミスショット | その場で確認でき、失敗なら撮り直せる。 | 現像しないと確認できない。失敗もわからない。 |
イメージ処理 | モノクロやセピア表現などが簡単に。 | フィルムの変更や、面倒なフィルター処理が必要。 |
マクロ撮影 | 簡単に数センチまで近寄ったマクロ撮影が楽しめる。 | 専用のマクロレンズをつけた一眼レフなら可能。 |
動画 | 動画も撮れるものが多い。 | 撮れない。 |
現像 | 不要。撮ってその場で見ることができる。 | DPE店で現像しないと見ることができない。 |
プリント | 自宅でプリントできる。サイズも自由。DPE店に依頼もできる。 | DPE店にプリントを依頼する。 |
テレビ | テレビにつないで大画面で見ることができる。 | 見ることができない。 |
パソコン | 画像データをそのままパソコンの画像に転用できる。 | 現像後、スキャナーでデジタルデータにする必要がある。 |
加工レタッチ | レタッチソフトで修正や加工もラクラク。 | 撮ったまましかない。 |
コスト | フィルム代や現像代が不要、充電電池を使えばさらに経済的。 | フィルム代、現像代がかかる。 |