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DC-Sシリーズ 動画撮影機能に関する大切なお知らせ

2021年7月19日掲載

DC-Sシリーズ(DC-S1R、S1、S1H、S5)は高ビットレートや長時間記録モードなど、多様な記録(画質)方式を搭載しています。
カメラの応答性や速写性を高めるため、動画撮影中は中間ファイル (※1) を一時的に作成し、撮影停止時に必要な管理情報を付加後、動画ファイルとしてメモリカードへ保存する仕様としております。

(※1) 中間ファイルとは:拡張子が ".mdt" のファイルです。
中間ファイルは動画ファイルとして必要な管理情報が付与されていないため、カメラ本体やPCなどで取り扱うことができません。

下記のような操作を行った場合、正常に動画記録が完了せず、中間ファイルのままメモリーカード内に保存される場合があります。

発生条件

動画記録中に、以下の操作を実施されると、ファイルの終了処理が実施されず、中間ファイルが作成されます。
  • 動画記録中に電源が切れる(バッテリーを抜く、電源ケーブルが抜ける、ACアダプター使用時の停電、など)
  • 動画記録中にメモリーカードを抜く
  • 動画記録後、メモリーカードへの書き込み動作中にメモリーカードを抜く
  • 動画撮影中/カード書き込み中に予期せぬフリーズが発生した場合

発生させないためのカメラのご使用方法

  • 動画記録中はバッテリーを抜いたり、電源ケーブルが抜けないようお取り扱いには十分ご注意ください。
  • 動画記録中/カードアクセス中はメモリーカードは抜かないでください。
  • メモリーカードを抜く場合は、カードアクセスランプが点灯していないことを確認してから、抜いてください。
    ※DC-S1Hの場合:サイレントモードを「ON」にしているとカードアクセスランプが点灯しません。
    その際は、アクセス有無がランプで確認できませんので、記録停止後、十分な時間をおいてから、抜くようにしてください。

ご参考

  • ご使用のメモリーカードによっては、カード側のスピード不足等で、記録途中で停止する事例も確認されております。
    当社動作確認済メモリーカードについては、こちらをご覧ください。
  • これまでカードとの組み合わせや本体の設定等によって中間ファイルが作成されるいくつかの事象が判明しております。
    判明した事象については、ファームウェアアップデートで改善対応しております。
    ご使用のカメラボディのファームウェアを最新の状態にアップデートしてご使用ください。
    ファームウェア ダウンロードページ

ファームウェアで改善した現象

 「 - 」: 適用外(仕様が異なるため事象発生しません)
更新内容 S1R S1 S1H S5
SDメモリーカードとの組み合わせによって、動画分割記録機能や400Mbpsの動画記録モードを使用した際に稀にフリーズする現象を改善しました。 Ver.1.6 Ver.1.6 Ver.2.0 Ver.1.0
特定のコマンドに対応していない一部のSDカードを使用すると、動画として認識できないファイルが生成されてしまう現象を改善しました。 - - Ver.2.4 -
一部の動画画質設定において、動画記録中にカメラを素早く動かしたり、被写体が高速で動いた時に記録が停止し、動画として認識できないファイルが生成されてしまう現象を改善しました。 Ver.1.9 Ver.2.1 Ver.2.5 Ver.2.3
※最新バージョンは、旧バージョンの改善内容も含まれます。

作成された中間ファイルの取扱いについて

本ファイルは中間ファイルのため、カメラ本体やPCなどで取り扱うことはできません。
  • 中間ファイルが不要な場合は、PCなどに必要な動画ファイルをバックアップした後、カードをカメラ本体でフォーマットしてください。
  • 中間ファイルをPCなどで再生可能なファイルにする場合は、以下のツールをお試しください。
■ツールご利用前のご注意
  • 中間ファイルが作成された状況、ファイルの状態によっては本ツールをお試しいただいても、修復できない場合があります。100%の修復をお約束するツールではございませんので、あらかじめご了承の上、ご利用ください。
  • 本ツールには適用条件/制限(適用できない動画記録ファイル方式など)があります。ご使用前に、ダウンロードページの記載内容をよくお読みください。
    LUMIX Repair Tool ダウンロードページ


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