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よくあるご質問

なるほど家族のビデオカメラ学

なにもしないのにどうしてきれいに撮れちゃうの?

●ビデオカメラのコンパクトの秘密はDV方式

タミー:ねえパパ、ちょっといいかしら?

パパ:なんだい。

タミー:私どうしてもスリムさの秘訣が知りたいの。この…。

パパ:ああ、最近ウエストが一回り増えたように見えるね。

タミー:そのことじゃないの!このPanasonicのビデオカメラのことよ。こんなにスリムでコンパクトなのに、キレイな映像がとれるその秘訣を知りたいって言ったのよ。

パパ:なんだそのことか?悪かった、あやまるよ。いや、確かにこのPanasonicのビデオカメラのコンパクトさには驚かされるね。それこそタミーの何10倍もスリムで…。

タミー:パパ!!

パパ:いや、失礼。まずビデオカメラを小さくできた理由だけど、一つにはこのカセットのことが挙げられるね。VHSとか8mmなどと比べて格段にコンパクトだろう?テープが小さくてすめば、当然本体もサイズを減らせるわけだ。

タミー:でも小さくても映像はだんぜんビデオカメラの方がきれいだわ。それはどうしてかしら?大きい方がしっかり録画できるような気がするんだけど。

パパ:そうだね。それを可能にしたのがビデオカメラに使われているDV方式ってやつなんだよ。

タミー:じゃあ、そのDV方式について教えてくれる?

パパ:OK。ついでにダイエットの方法もね。

タミー:それはいいの!

●21世紀にも通用するまったく新しいビデオの規格

パパ:まず1993年7月に、Panasonicをはじめとするメーカー各社で構成したVCR協議会というものが開かれたんだ。将来の放送システムにも対応できるようなまったく新しいビデオの規格が必要になってきて、それをどんなものにするかみんなで話し合うことになったんだ。なにしろハイビジョンやデジタル放送といったクオリティーの高い映像の時代はもう目の前まで来ていた。今までのアナログ方式のビデオではこれ以上の高性能化を期待するのは難しいから、対応できなくなってくるだろう?

タミー:なるほど。そこで決まったのがDV方式なのね。

パパ:そういうこと。さて、DV方式というのはもちろんデジタル信号を使ってテープに記録するんだけど、実はそのまま記録してしまったらCDの100倍以上の情報量になってしまうんだ。これでは小型化なんて夢のまた夢になってしまう。それで「圧縮」という技術を使うことにしたんだ。

タミー:圧縮ってなに?

パパ:大切な情報は残していらないものはできる限りはぶく、つまり情報を整理することを言うんだよ。普通テレビに送られてくる信号には見えるところと見えないところがあるんだ。そのうち見える部分のことをセーフティーエリアとよんでいる。DV方式ではこのセーフティーエリアの外にある情報をはぶいているんだ。

タミー:そう。

パパ:でもそれだけじゃまだ十分じゃないんだ。だから今度は見えている部分で圧縮できる場所がないか探すんだ。

タミー:見えている部分も?

パパ:うん、ビデオカメラが今どんな画像を撮っているのか見極めて、情報をはぶけるところとはぶけないところを探すんだ。例えば青空をバックに木や山を撮影したとする。すると映像には山の岩肌や木の葉の様な細かい部分と青空のように平坦な部分が生まれるよね。DV方式では木や山のような細かい部分はそのままに、そして青空のような平坦な部分は思い切って情報をはぶくんだ。そうすることで、約5分の1まで情報を圧縮できるようになったんだ。

タミー:なーるほど。でもパパ、アナログ式は圧縮なんてしてないでしょ?デジタルだからってそんなに圧縮しちゃって大丈夫なの。

パパ:もちろん大丈夫さ。5分の1というのは何回もテストされて決まった数字だからね。これは実際、映像のプロの人たちが念入りに見てやっと気づくという程度の画質の違いなんだ。むしろアナログ信号を使って不要なノイズが入ってしまうより、デジタル信号で確実にもとの画像を再現したほうがはるかにきれいな映像になる。

タミー:そうね。それは私の目から見ても確かだわ。これが美しい映像とコンパクトさをビデオカメラが両立できた理由なのね。

パパ:そう。でもコンパクトさの理由はそれだけじゃないんだ。

タミー:他に何かあるの?

パパ:カセットが小さくなった分、テープの記録密度をアップさせる必要があったし、カセットやヘッドを回転させるためのモーター、電子回路、CCD、バッテリーに至るまで小型化、高性能化がはかられたんだ。

タミー:大変だったのね。

パパ:そうだね。そこがPanasonicの人達の偉いところだよ。「カセットが小さいんだから、他は少々大きくても問題ない」なんて絶対考えなかったんだからね。

タミー:妥協をゆるさないPanasonicのポリシーを感じるわね。

備考:MPEG2とDV方式の圧縮方法の違い
DVDやCS放送などに使用されているMPEG2とデジタルビデオカメラのDV方式では圧縮の方法が違います。
 MPEG2は最初のフレームの画像の情報からそれ以降の画像を計算して表示します。つまり前のフレームから次のフレームに移る時に変化の少ない部分の情報を省いているわけです。この方法によって極めて高い圧縮率を得ることができ、音楽用CDと同サイズに長時間の高画質映像を記録したDVD、多くのチャンネルを持つデジタルCS放送を実現できたわけです。ただしMPEG2はフレーム間圧縮で画像を作り出すため、映像の部分部分をぬきだす編集加工には向いていません。
 一方DV方式はフレーム内圧縮という方法をとっていますので前のフレームが後のフレームにほとんど影響しません。圧縮されていると聞いて編集加工時に影響がでるのではと思った方もいるかも知れません。しかしDV方式は編集加工も前提に開発されていますので、安心して高画質の編集をお楽しみいただけます。

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