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DVDfunSTUDIO
回答 - ディスク書き込み関連
Q01. DVD-Rへの書込み手順について
A01.
- DVDドライブに未使用のDVD R/RWディスクを入れてください。
- DVDfunSTUDIOを起動します。
- 画面右側の「ファイルの表示」の箇所の▽印をクリックし、「表示するフォルダを選択」を選択します。
- フォルダの参照から.DVD-Rに書込む動画ファイルを保存しているフォルダを選択してください。
ライブラリの領域にフォルダ内のコンテンツが表示されます。 - ディスクに記録したい動画ファイルをドラッグ&ドロップで画面左側のメインウィンドウに登録してください。
- 赤色の書き込みボタンをクリックしてください。これでディスクへの書き込みが可能です。
- 上記5番の際にアイコンに”F”マークが現れる場合、「ぴったり記録モード」になっています。
再エンコードするのに相当な時間がかかり、画質も劣化しますのでご注意ください。(V1.7、V1.8)V2.2では”F”マークが表示されることはありません。
※ 各操作の詳細に関しては、PDF取扱説明書をご参照ください。
Q02. 次のエラーメッセージが表示されて、DVD R/RWに書き込みできない。
ErrNO : 0xD4095800
MDL : DIC
DO_ID : 0x2
ErrCODE : 0x56
A02. 【Ver.1.7/1.8 の場合】
-
このエラーはディスクイメージのデータ作成に失敗した際に表示されるエラーです。
このエラーが発生する原因として、次の3つのケースが考えられますので順番にお試しください。
【ケース1】
作業領域に指定しているハードディスクに圧縮設定をされている場合
作業領域に指定しているハードディスクの圧縮設定を確認し、圧縮設定されている場合は解除してお試しください。
<HDDの圧縮設定の確認、解除の方法>- DVDfunSTUDIOを起動し、作業領域に指定しているハードディスクを確認してください。 [メニュー]−[環境設定]−[作業ドライブ設定] で作業ドライブ選択に表示されているドライブです。
- エクスプローラで作業領域に指定しているハードディスクのアイコン上にマウスポインタを移動し、右クリックしてください。
- プルダウンリストが表示されますので、その中から「プロパティ」を選択します。
- ハードディスクの「プロパティ」が表示され、その下の方にある「ドライブを圧縮してディスク領域を空ける」の箇所にチェックが入っていないかを確認してください。
- チェックが入っている場合、チェックを外して圧縮設定を解除してください。
【ケース2】
ハードディスクの断片化が著しく、正常にディスクイメージの作成ができない場合
作業領域に指定されているハードディスクの「プロパティ」を表示し(右クリックして「プロパティ」を選択してください。)、、「ツール」タブの「最適化」ボタンをクリックするとダイアログが表示されますので、その分析で調べることができます。 →断片化が発生している場合、ハードディスクの最適化を実行した後にDVDfunSTUDIOをお使いください。
【ケース3】
システムに何らかの問題が発生している場合 上記の対応によっても改善されない場合はシステムに何らかの問題が発生していることが考えられます。
パソコンのリカバリーCDで一旦パソコンをリカバリーしていただいた後、DVDfunSTUDIOを再インストールしてください。
※リカバリーの際にはハードディスク内のデータが全て消去される可能性がありますので、必要なデータについては必ずバックアップを行なってからリカバーしてください。
Q03. 次のエラーメッセージが表示されて、DVD R/RWに書き込みができない。
「ディスクの作成に失敗しました。書き込みを終了します。」
ErrNO : 0xD4094800
MDL : DIC
DO_ID : 0x2
ErrCODE : 0x52
A03. 【Ver.1.7/1.8 の場合】
- ErrCODE : 0x52のエラーはデータが不正な場合に発生するエラーです。
お問い合わせフォームよりエラー内容と下記の事項をご連絡ください。
- 上記エラーが発生するデータの作成手順
- 今までに他のデータで正常に作成できましたか?
- MotionDV STUDIOにバンドルされているサンプルのAVIデータで正常に作成ができましたか?
- TVfunSTUDIOで録画したデータなどの場合には、該当バージョンのアップデータ等が無いか確認お願いします。
Q04. パソコンに保存した番組をDVD R/RWに録画する際、1時間の内容を録画するのに8時間〜9時間程度かかるのですがこんなにかかるものなのですか?
A04. 【Ver.1.7/1.8 の場合】
-
AVI形式の動画ファイルをご利用の場合、あるいはDVDfunSTUDIOでぴったり記録となる場合にはDVD R/RWを作成するために再エンコードを行いますのでパソコンの環境によっては8時間〜9時間ほどかかることがあります。
TV番組をDVD R/RWにする場合には、ぴったり記録にならない時間に番組を制限すると、比較的短時間でDVD R/RW作成が可能です。
下記に書込み時間の目安を記載します。
【書込み時間について】
書込みに要する時間は簡単に以下の様にご理解ください。- AVI形式、DVD互換でないMPEG形式、または1枚のDVD R/RWに収まらないデータ容量のDVD互換のMPEG形式の場合
総書込み時間 = 再エンコード時間 + DVDビデオ形式のイメージ作成時間 + 実際の書込み時間 - 1枚のDVD R/RWに収まるデータ容量のDVD互換のMPEG形式の場合
総書込み時間 = DVD形式のイメージ作成時間 + 実際の書込み時間
<再エンコード時間>
エンコードモードによって変換時間が変わります。また、機種や環境によっても変化します。
1時間モード:素材時間の約6倍(1時間のデータなら6時間かかります。)
2時間モード:素材時間の約2.5倍
3時間モード:素材時間と等時間
<DVDビデオ形式のイメージ作成時間>
60分の素材の場合
1時間モード:360分
2時間モード:150分
3時間モード:60分
<実際の書込み時間>
ドライブの速度、メディアの対応速度に依存しますが、等倍速書込みの場合
1時間モード(60分のデータ):60分
2時間モード(60分のデータ):30分
3時間モード(60分のデータ):20分
- AVI形式、DVD互換でないMPEG形式、または1枚のDVD R/RWに収まらないデータ容量のDVD互換のMPEG形式の場合
Q05. 次のエラーメッセージが表示されて、異常終了する場合がある。
「書き込みに失敗しました。書き込みを終了します。」
ErrNo : 0xDC0ADC00
MDL : Writing Engine
DO_ID : 0x2
ErrCODE : 0xB7
A05. 【Ver.1.7/1.8 の場合】
-
このエラーメッセージはディスクイメージの作成には成功し、実際のメディアへの書き込みに失敗した場合に表示されます。
このエラーが発生する原因として以下のケースが考えられます。- メディアに起因するもの
- ドライブとメディアの相性によるもの
- ドライブの不調によるもの
台湾製のメディア等をご利用の場合、またはディスクにキズや指紋がついた状態のDVD R/RWをご利用の場合には、1)の原因が多いようです。
パソコンメーカー様推奨のDVDディスクでも同様のエラーが発生するかお試しください。
Q06. ハードディスクに保存されている映像データ(ファイルサイズ3.7GB)をDVDfunSTUDIOの標準モードでDVD R/RW(4.7GB)に書き込むと「最大容量を超えています」とメッセージが表示され書き込みできません。
実際に保存できる映像の容量はどのくらいですか?
A06. 【Ver.1.7/1.8/2.0/2.1LE の場合】
-
通常のMPEGデータをDVD R/RWに記録する場合、DVDの規格により音声はAC3(圧縮音声)またはLPCM(非圧縮音声)の形式に変換する必要があります。DVDfunSTUDIOではAC3をサポートしていないためLPCMに変換します。
書き込むデータがMPEGファイルの場合、音声はMPEG形式で圧縮されているため非圧縮のLPCMに変換する際に音声データ部分のみ約7倍の容量に増えてしまいます。
この音声データの増大により、MPEGファイルで3.7GB程度のデータでも4.7GB位のサイズとなりDVD R/RWに入らないことがあります。
なお、DVDfunSTUDIOで記録可能なビットレートと時間の目安は下記のとおりです:
ビデオの圧縮レート 記録可能時間
8Mbps 60分
6Mbps 75分
4Mbps 100分
3Mbps 125分
2Mbps 160分
Q07. TVfunSTUDIOで録画した番組をDVD R/RWに書込む際に、再エンコードによる画質の劣化を防ぐためにはどうしたらよいですか?
A07. 【Ver.1.7/1.8/2.0/2.1LE の場合】
- DVDfunSTUDIO
再エンコードによる画質の劣化を防ぐため、TVfunSTUDIOで録画した映像を1枚のDVD-R/RWに書き込むための時間の目安は下記のとおりです。
ビデオの圧縮レート 記録可能時間
高画質 : 8Mbps 60分
標 準 : 4Mbps 75分
節 約 : 2Mbps 100分
※機種によっては高画質が6Mbps(75分)の場合があります。
Q08. 追記書き込みについて
A08-1. 【Ver.1.7 の場合】
- DVDfunSTUDIO V1.7はディスクアットワンス形式で書き込みを行なうDVDオーサリングソフトウェアです。
一度ディスクに書き込みを行うと、それ以後追記はできません。
DVDfunSTUDIOではディスクイメージファイルを作成した後、このイメージファイルをDVDディスクに書き込み、その後必ずファイナライズするため記録されたデータの容量に関わらず未使用領域は 0 となり、追記できません。
A08-2. 【Ver.1.8 以降 の場合】
- DVDfunSTUDIOの標準書き込みモードでは必ずファイナライズするため、記録されたデータの容量に関わらず未使用領域は0 となり、追記できません。
また高速書き込みモードで書き込まれた場合、ファイナライズ操作をするまでは追記が可能です。
しかしファイナライズを行なうまでDVDプレーヤーでは再生できず、DVDfunSTUDIOでのみ再生可能です。
Q09. 書き込んだDVDディスクがDVDプレーヤーで認識できません。
A09. 【Ver.1.8 以降 の場合】
- DVDfunSTUDIOの高速追記モード(高速書き込みモード)でDVDディスクを作成する場合、ファイナライズしないとDVDプレーヤー等で再生できません。
なお、ファイナライズを行うと記録されたデータの容量に関わらず未使用領域は 0 となり追記できません。
Q10. 書き込み中に、[ErrNo: 0x87000143] または [ErrNo: 0x8701005C] のエラーが発生する。
A10. 【Ver.1.8 の場合】
- このエラー [0x87000143] はDVDディスクへ書き込み中に何らかのエラーが発生し、書き込みに失敗した場合に発生します。
[0x8701005C] のエラーは、この書き込みに失敗したディスクの状態で、ファイナライズや追記をしようとした際に表示されるエラーです。
※これらのエラーが発生し、書き込みに失敗したDVD-Rディスクは残念ながら利用することはできません。
書き込みに失敗する可能性としては、- ディスクに起因する場合、
- ドライブに起因する場合、
- 元になる動画ファイルに起因する場合
などが考えられます。通常は(1)または(2)の原因が考えられます。
お使いのメディアがご利用ドライブの推奨メディアであるか確認いただき、もしそうでない場合は推奨メディアでお試しください。
また、DVD-RWディスクをご利用の場合、ディスクにキズまたは指紋等の汚れの付着によって上記エラーが発生することがあります。ディスクの記録面をご確認ください。