映像の圧縮と動作制約について

映像の圧縮と動作制約について

電波が弱い場合、モニターとチューナー部間の通信速度が低下しますので、映像はモニターに届きにくくなり、その結果、モニター上では、映像が途切れたり停止しやすくなります。また、電波が強くても干渉が多い場合も同様の現象が発生します。

チューナー部は、もとの映像を圧縮してモニターに送信する機能をもっており、この機能を使うと、そのままの映像を配信するよりも映像の途切れや停止を軽減することができます。

※下記の「無線と映像品質の設定」は「テレビ」・「番組再生」の時のみ有効です。

■ 映像圧縮の設定

「ホーム」⇒「設定」を実行し、下記設定画面で「テレビ機能設定」を選択します。

● 画面例:TD6シリーズ(モデルによって若干違いがあります)

「無線と映像品質の設定」を選択します。

映像が途切れたり停止する場合は、設定を「自動」もしくは「無線優先」にしてください。
現象が改善される可能性があります。お買い上げ時の設定は「自動」です。

  • 「自動」選択時の動作
    電波状況が悪い場合に映像を圧縮してチューナー部からモニターに配信されます。
  • 「無線優先」選択時の動作
    電波状況にかかわらず、映像を圧縮してチューナー部からモニターに配信されます。
  • ※映像の圧縮レートについて
    電波状況に応じて、5倍または10倍録相当に圧縮されます。したがって、5倍または10倍録より小さなレートで録画されている番組の再生時は、「自動」や「無線優先」が選択されていても映像は圧縮されません。
    ※追っかけ再生の動作について
    追っかけ再生時は、設定にかかわらず「画質優先」で動作します。

■ 映像圧縮時の制約

映像が圧縮されてチューナー部から配信されている場合、下記の動作制約があります。

  • 放送視聴時の制約
    • - 視聴開始までの時間がおそい(電源投入後、ホームに視聴画面がでるまで時間がかかる)
    • - チャンネル切り換えが遅い
  • 録画番組再生時の制約
    • - 番組選択後、再生開始まで時間がかかる
    • - スキップ、進捗バーでの再生位置選択、10秒戻し、30秒送りに時間がかかる

■ 映像が圧縮されて配信されている場合の表示

映像が圧縮されて配信されている場合は、画面上部の情報表示枠にまたはが表示されます。

情報表示枠が表示されていない場合は、画面にタッチすると表示されます。