無線が届きにくい場合の対応

■ ディーガ プラスの無線通信の特性について

本製品は、レコーダーからの映像をモニターに送信するために、無線の電波を使用しています。
電波は、直線で届く場合と壁などの障害物で反射されて届く場合があり、レコーダーからモニターの間に何も障害物がないときは、直線見通しで約35m まで電波が届きます。
ただし、住宅などで使用する場合、壁や天井などの障害物で反射の影響を受けるため、電波の届く範囲は変動し、届きにくくなります。
パソコンでのホームページ閲覧などと比較すると、映像の送信は情報量が多くなるため、電波が届きにくくなると、映像が途切れたり、停止しやすくなります。

■ 無線が届きにくい場合の対応

下記の方法で改善されるかを試してください。

【1】レコーダーのアンテナの向きを調整してみる

  • 向きを変更して電波の状態を確認してください。
  • モニターに表示されるアンテナ本数は、アンテナの受信強度を表します。
    電波の状態を確認する目安にしてください。(ただし、本数が多い場合でも、電波干渉などの影響で、映像が途切れたり、停止することがあります)

【2】レコーダーやモニターの設置場所を変更してみる

  • 電波が届きにくくなる障害物がないように設置してください。
  • ラック内においている場合は外に出してみてください。
  • レコーダーとモニターの距離が近くなるように設置してください。
レコーダーとモニターの直線上に、以下のような障害物があると電波は届きにくくなります。
  • 金属(鉄筋コンクリート、金属製家具など)
  • 人ごみ
住宅でご使用になる場合は、以下のようなときに電波が届きにくくなります。

【3】無線ブロードバンドルーターを使って接続してみる

(設置例)
以下のように、無線ブロードバンドルーターを使って、無線で接続する箇所に障害物がないように設置すると電波が届きやすくなります。
※無線ブロードバンドルーターに接続して使用するには、モニターとレコーダーのネットワーク設定をする必要があります。
ネットワーク設定の変更方法はネットワーク構成の変更手順 を参照してください。

【4】中継機を設置してみる

  • 以下のように中継機を設置すると電波が届きやすくなります。
推奨の中継機:  DY-WE20
推奨の中継機の設置方法は中継器の設置方法を参照してください。