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DVD技術解説.1 DVDの基本コンセプト
映像・サウンドのデジタル化が進み、インタラクティブ性が高まるAVの世界と、CPUの高速化・HDDの大容量化、そしてアプリケーションの進化にともない、エンターテインメントとしてAVの世界も取り込み始めたコンピュータの世界。これらを融合するための環境は、すでに整いつつあるといえます。
しかし、さらに高品位化・高度化してゆく、さまざまなコンテンツに対応するためには、容量・フォーマットともに限界に達したCD-ROMなどのCD媒体に変わる、大容量のメディア媒体が必要不可欠となってきました。
そこで、AV機器・PC機器問わず、ハイクオリティーかつインタラクティブなコンテンツを提供するための、大容量と優れたフォーマットを合わせ持つ「DVD」が生み出されました。 「DVD」は、映画・コンピュータ業界からのそれぞれの要望を満たし、将来のAV&PCのネットワーク時代を実現する世界統一規格なのです。
しかし、さらに高品位化・高度化してゆく、さまざまなコンテンツに対応するためには、容量・フォーマットともに限界に達したCD-ROMなどのCD媒体に変わる、大容量のメディア媒体が必要不可欠となってきました。
そこで、AV機器・PC機器問わず、ハイクオリティーかつインタラクティブなコンテンツを提供するための、大容量と優れたフォーマットを合わせ持つ「DVD」が生み出されました。 「DVD」は、映画・コンピュータ業界からのそれぞれの要望を満たし、将来のAV&PCのネットワーク時代を実現する世界統一規格なのです。
■DVDに対するハリウッド映画業界・コンピュ-タ業界の要望
ハリウッド映画業界の要望 | コンピュータ業界の要望 |
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■DVDの基本コンセプト
- 将来展開を考えたフォーマット構成。
DVD-VIDEO、DVD-Audio、DVD-ROM、DVD-RAM、DVD-RW、DVD-Rの統一された規格による展開。 - 21世紀に通用する最新技術の導入。
貼り合わせ高密度ディスク技術、短波長レーザー技術、MPEG2可変転送レート記録技術など。 - 関連業界の意見を積極的に反映。
映画業界(ハリウッド)、コンピュータ業界、音楽業界などの要望を満たす。 - 過去のソフト資産を継承。
CD規格のディスクが再生可能。 - 世界統一規格。
日・米・欧の会社がライセンサーとして参加、DVDフォーラム参加会社168社。
■DVDにより統一されるフォーマット
1.対象機種
DVD-ROMの仕様では、片面4.7GBと片面2層8.5GBのディスクがあります。
従来のCD-ROMの容量に比較して1枚あたり7〜12.5倍の高密度化が実現できます。
片面 | 両面 | |
1層 | 4.7GB | 9.4GB |
2層 | 8.5GB | 17.0GB |
(※このコーナーの情報は2000年1月 現在の情報です。)