黒い帯が両側に出て消せない。両側が切れるので(画面いっぱいに)広げたい。

ハイビジョン放送を受信している場合と、それ以外の場合では、対応が異なります。

1. ハイビジョン放送を受信している場合

ハイビジョン放送を受信すると画面いっぱいの映像(16:9映像)や左右両端に黒い帯のある映像(4:3映像)が表示されます。

左右両端に黒い帯のある映像(4:3映像)を画面いっぱいの映像(16:9映像)に変更したい場合は、次のような設定を行ってください。
(一部のテレビでは「セルフワイド」設定時にサイドカットされません)

(a) 自動で拡大画面にする設定(サイドカットセルフワイド)

  1) リモコンの[画面モード]ボタンを押します。「フル」の表示が出ます。
  2)

この「フル」の表示が消えない間にもう一度[画面モード]ボタンを押すと、サイドカットモードに入ります。
最初は「サイドカットセルフワイド」が表示されます。

 

「サイドカットセルフワイド」が機能しているときは、ハイビジョン高画質の映像では表示されません。
(設定途中の画面に約5秒間メッセージが表示されます)

 

CMや番組が変わると、左右両端に黒い帯のある映像(4:3映像)に切り換わり、見にくくなることがあります。

 

気になる場合は、手動で画面モード(サイドカット)を設定してください。

 

サイドカットセルフワイド機能が働くと下図のようになります。
(下図の濃い灰色箇所は映像で、薄い灰色の箇所は、黒い帯部分です)

サイドカットセルフワイド機能動作図

(b) 「サイドカットセルフワイド」を解除する設定

 

[元の画面]、[入力切替]、[画面モード]の順にリモコンのボタン操作で解除できます。
※チャンネルを変えたり、電源を切っても解除されます。

(c) 手動で画面モードを変える場合(サイドカット)

 

リモコンの[画面モード]ボタンを押すたびに下図のように順番に切り換わります。

     
  [画面モード]ボタンを押すと「サイドカットセルフワイド」から切り換わります。
  「サイドカットズーム1」が機種により「サイドカットズーム2字幕」と表示されるものもあります。

 

手動サイドカット変移図

 

 

<注意事項>
  左右両端に黒い帯のある映像(4:3映像)をオリジナルのまま、表示することもできます。
  1) [メニュー]ボタンを押して、「画面の設定」を選択します。
  2) 「セルフワイド」を選び、「ノーマル」に設定すると、オリジナル映像をご覧になれます。

 

 

2.ハイビジョン放送を受信していない場合

 

1. 自動的に「セルフワイド」機能が働き、画面いっぱいの映像(16:9映像)が表示されます。
 

画面表示の初期設定では、「セルフワイド」機能が働くよう設定されています。

CMや番組が変わると左右両端に黒い帯のある映像(4:3映像)に切り換わり、見にくくなることがあります。

     
  気になる場合は、手動で画面モードを設定し直してください。
     
2. 手動で画面モードを設定する場合(画面モード)
  [画面モード]ボタンを押すたびに、下図のように順番に切り換わります。
  [画面モード]ボタンを押すと「セルフワイド」から切り換わります。

 

 

手動画面モード変移図

<注意事項>
1. 左右両端に黒い帯のある映像(4:3映像)をオリジナルのまま表示することもできます。
  オリジナルのまま表示する方法は、下記のとおりです。
  1) [メニュー]ボタンを押して、「画面の設定」を選びます。
  2) 「セルフワイド」を選び、「ノーマル」に設定すると、オリジナル映像をご覧になれます。
     
2. DVDレコーダーなどの映像が525p(480p)のハイビジョン映像信号の場合、「セルフワイド」には切り換わりません。
     
3.

画面モードは、放送や入力(地上アナログ放送、デジタル放送(またはD-VHS)、ビデオ1?4、PC(パソコン)、HDMI、色差ビデオ1?2)ごとに、それぞれ525iと525pの信号別に記憶されます。

  ただし、サイドカットのときは記憶されません。
     
4. 映像の入力信号に画面サイズの情報がある場合は、その情報に従って自動で拡大します。
     
5. プラズマテレビでは、画面モードを「ノーマル」にして長時間ご覧になりますと、画面に映像の残像が発生することがあります。
  残像を防止する方法は、下記のとおりです。
  1) [メニュー]ボタンを押して、「画面の設定」を選びます。
  2) 「ブランク輝度設定」を選び、「高」に設定します。
     
6. 画面モード切り換え機能を各種備えていますが、テレビ番組などソフトの映像比率と異なるモードを選ぶと、オリジナルの映像とは見え方に差が出ます。この点をご留意の上、画面モードをお選びください。
     
7. テレビ番組を営利目的、または公衆に視聴させることを目的として、喫茶店、ホテルなどにて画面モード切替機能(ズーム等)を利用して、画面の圧縮や引き伸ばしなどを行いますと、著作権法上で保護されている著作者の権利を侵害する恐れがありますので、ご注意ください。
     
8.

ワイド映像でない従来(通常)の4:3映像をズーム・ジャスト・フルモードを利用してワイドテレビの画面いっぱいに表示してご覧になると、周辺画像の一部が見えなくなったり、変形して見えます。

制作者の意図を尊重したオリジナルな映像は、ノーマルモードでご覧になれます。

 


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