用語解説

サンプリングレート/量子化ビット数
オーディオ
  • サンプリングレートはサンプリング周波数とも呼びます。主に音声データで使われ、1秒間にどれだけのきめ細かさで数値化するかを表します。量子化ビット数は音圧(音量)に対するきめ細かさです。サウンド編集ソフトでの波形表示でいえば、前者は横軸、後者は縦軸の精度ということになります。画像に置き換えて説明すると、10cm四方の正方形のなかにマス目を用意し、そのコマを単位に絵を描くとしたときに、10×10コマより1000×1000コマのほうがより滑らかに、変化に富んだ絵を描くことができます。これと同じように、音の場合もサンプリングレート、量子化ビット数が大きければ大きいほど原音に忠実な音が再現できる=高音質になるのです。ちなみにDVDビデオで標準とされるサンプリングレート48kHz/量子化ビット数16bitの音声の場合、1秒間の音を48,000×65,535の細かさでデータ化されています
閉じる