用語解説

ロスレスデータ圧縮
オーディオ
  • DVD-Audio
    DVDオーディオに採用されたデータ圧縮技術のこと。正しくはロスレス符号化(コーディング)と呼ぶ。デジタル圧縮技術には、圧縮/伸長後にオリジナル通りに復元できない不可逆圧縮と元通りに復元できる可逆圧縮の2種類がある。後者をロスレス圧縮と呼び、データの整合性が不可欠の情報分野では広く普及している。一方、音楽信号の圧縮方式の大半(ATRAC、AC−3、DTS、MP3など)は不可逆圧縮なので、原信号に完全に復元することはできない。高音質を追求するDVDオーディオは、圧縮による音質劣化を避けながら、特にマルチチャンネル収録時に長時間記録を実現するために、ロスレス圧縮技術を導入することになった
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