受信した映像信号を高精度処理し、高画質録画を実現する「デジタル3次元Y/C分離」と、再生時にノイズを除去し、美しい映像が楽しめる「デジタル3次元NR」の2つのデジタル技術を駆使したパナソニックの信号処理技術。4Mbitのフィールドメモリーを搭載し、現画面<2次元>だけでなく、直前の画面と比較しながら〈3次元〉処理するのでより高精度な信号処理が可能です。
「デジタル3次元Y/C分離」
放送局から送られてくる映像信号を、図形を形づくる輝度(Y)信号と、色彩のための色(C)信号に分離し、Y信号とC信号の相互干渉で発生しがちな細かい模様のズレなどを抑えます。例えば、縞模様の映像に出やすい縞と縞の微細なにじみなどを抑え、オリジナル映像に忠実な録画ができます。
「デジタル3次元NR(ノイズリダクション)」
テープ再生時に、映像信号に混入している輝度や色のノイズをそれぞれ専用のデジタルNR回路(Y-DNR、C-DNR)で低減。ちらつきを抑えて色鮮やかに再現します。高品位映像や古いテープの再生時に効果を発揮します。