用語解説

PEAKSプロセッサー
テレビ
  • デジタル放送の高品位な映像・音声を、フルデジタル処理で劣化なくハードディスクに録画して残せます。

    (技術解説)

    1.新『PEAKS(ピークス)』で、引き締まった黒の深みと質感ある上質な映像を実現

    (1)新「PEAKSパネル」と新高画質化技術で、さらに引き締まった黒と、コントラスト豊かな映像を実現


    〜業界最高水準の高コントラスト4,000:1(最大10,000:1)〜

    本シリーズでは、新開発の新「PEAKSパネル」を搭載。パネル材料改善や新開発の高速駆動技術、駆動損失の低減などにより、発光効率を従来品比約20%向上させました。また、黒の再現力で高い評価をいただいている当社独自の「リアルブラック駆動方式」を進化させ、予備放電の発光を一層抑えることで、黒の表現力を向上させると共に、前面保護ガラスに、従来品より光の透過率を抑えた新「ディープブラックフィルター」を搭載することで、業界最高水準(*4)の高コントラスト 4,000:1(最大10,000:1)を実現しました。これにより、明所コントラストを従来品(*6)比15%向上させ、映り込みを抑える新「ARコート」と合わせて、明るい環境下でも、引き締まった黒で深みのある、質感溢れた上質な映像をお楽しみいただけます。

    (2)新「PEAKSドライバー」で最大16ビットのデジタル信号処理を実現

    新「PEAKSドライバー」により、繊細で高度な動画にも対応する最大16ビットのデジタル高画質処理を実現。あらゆるシーンでの階調性を、従来品より約50%向上させ、高い階調表現力を実現しました。これにより、引き締まった黒再現力とあわせ、階調不足によるノイズ感や黒つぶれを抑え、素材の細やかな質感までもグラデーション豊かに表現します。

    (3)新「PEAKSプロセッサー」による「コントラストマネジメント」で、映像全体の奥行き感を向上

    これまでの1フィールドごとの制御に加え、新開発の「コントラストマネジメント」で、前後の映像との整合を図りながら絵柄ごとの制御を行い、コントラストを調整することで、映像全体の奥行き感を向上させました。

    (4)「モーションパターンノイズリダクション」で、動きのあるスポーツ映像などもクッキリ

    自発光デバイスであるプラズマは、スポーツなどの速い動きでも美しく表現できますが、本シリーズではさらに、動画擬似輪郭ノイズの出やすい動きパターンを自動検出してノイズを抑える「モーションパターンノイズリダクション」で、動きの大きなシーンでも高い階調表現力を活かした、クリアな動画映像を再現します。

    (5)「ビビッドカラークリエーション」で、鮮やかな色表現を実現

    3次元色空間でカラーマネジメントする「ビビッドカラークリエーション」により、色あいと明るさを独立に検出し、よりきめ細かな制御を行ないます。これにより、自然な肌色の再現に加え、青く澄んだ空や鮮やかな緑の芝生など、鮮やかな色表現を実現します。

    (6)「サブピクセルコントローラー」で、鮮鋭感の高い繊細な映像表現を実現

    細かい画像領域での鮮鋭感を向上させるため、1ドット単位でのエンハンサ(輪郭補正)技術 「サブピクセルコントローラー」を引き続き採用。1画素(1画素=赤、緑、青の3ドット)単位でのエンハンスに比べ、3倍の精度で制御するので、原理的に水平解像度が視覚的に30%以上向上し、細やかなシーンや動きのあるシーンもクッキリ描写します。

    (7)「インテリジェントエンハンサー」で、 映像のディテールを忠実に再現

    映像パターンを高い精度で検出し、多様な映像パターンそれぞれに適したデジタル画像処理を行ないます。また、高度な補正技術により、文字の輝きから木々の葉一枚一枚の細やかな表現に至るまで、自然でくっきりと切れ味のよい映像表現を実現します。

 
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