使い方で困ったときの Q&A
「逆光で暗く写る」ですね。下の解説をご覧ください。
ポートレート撮影時などに、背景に外光が入る大きな窓や明るい空があると、写真が暗くなることがあります。



逆光などの強い光の影響を受けたカメラは、被写体を実際より「明るい」と判断し、全体を「暗く」するよう働きます。その結果、人物などが暗く写ってしまうことがあります。このような時は、適正な露出に調節する必要があります。
アドバイス 1 (インテリジェントオート)モードで撮影する
まずは モードで撮影することをおすすめします。
モードではカメラが自動で逆光を判別して、フラッシュを発光。被写体が暗く写ってしまうことを防ぎます※1。被写体が人の場合は顔認識AFが働き、被写体の顔の明るさに合わせて露出を調節します※2。
【モードに設定する】
1. 本体背面にある再生ボタン[ ]を数回押して 、撮影モードにする。
2. 本体上部のモードダイヤルを[ ]に合わせる。 ※3

フラッシュが自動的に発光し、明るい写真が撮影できました。

顔の明るさに合わせて、カメラが最適設定。明るい写真が撮影できました。
※1 モード時の逆光補正は、2008年5月以前に発売開始したモデルでは、手動で設定する必要があります。
※2 顔認識AF は モード時には自動で働きます。インテリジェントオートモード、一部シーンモード以外のモード時で、手動で設定することができます。
※3 モードの設定方法は機種により異なりますのでご注意ください。
【参考1】モード時の逆光補正を手動で設定する(2008年5月以前のモデル)
本体背面のカーソルボタンの[ ]を押す。解除する時にはもう一度カーソルボタンの[
]を押す
【参考2】顔認識AFに設定する(インテリジェントオートモード、インテリジェントオートプラスモード、一部シーンモード以外のモード時で個人認証OFF時)
1. 撮影状態で、[Q.MENU]ボタンを押す
2. 左右カーソルボタンで、[オートフォーカスモード]を選び、コントロールリング又はコントロールダイヤルを回して[ (顔認識)]を選び、[MENU/SET]を押して設定する
アドバイス 2 露出補正をする
モードでうまく撮影できない場合、手動で適切な露出を選択する「露出補正機能」を使う方法があります※1。
【露出補正をして撮影する】
1. 本体背面にある再生ボタン[ ]を数回押して 、撮影モードにする。
2. モードダイヤルをプログラムAEモード「」、絞り優先AEモード「
」、シャッター優先AEモード「
」のいずれかに合わせる
3. カーソルボタンの[ ]を押し、[露出補正]を表示させる
4. コントロールリング又はコントロールダイヤルを右に回して、プラス方向に補正する※2
5. [MENU/SET]を押すか、シャッターボタンを半押しして決定する

露出をプラス補正し、適切な明るさの写真になりました。
※1 露出補正機能は、一部モードでは使用できません。
※2 撮影終了後は必ず補正値を“0 EV”に戻してください。