使い方で困ったときの Q&A
「逆光で暗く写る」ですね。下の解説をご覧ください。
ポートレート撮影時などに、背景に外光が入る大きな窓や明るい空があると、写真が暗くなることがあります。



逆光などの強い光の影響を受けたカメラは、被写体を実際より「明るい」と判断し、全体を「暗く」するよう働きます。その結果、人物などが暗く写ってしまうことがあります。このような時は、適正な露出に調節する必要があります。
アドバイス 1 (インテリジェントオート)モードで撮影する
まずは モードで撮影することをおすすめします。
モードではカメラが自動で逆光を判別して、フラッシュを発光。被写体が暗く写ってしまうことを防ぎます。被写体が人の場合は瞳・顔認識AFが働き、被写体の顔の明るさに合わせて露出を調節します※。
【 モードで撮影する】
1. 本体上部のモードダイヤルをインテリジェントオートモード[ ]に合わせる
2. [MENU/SET]ボタンを押す。
3. カーソルボタンの[ ]を押した後、カーソルボタンの[
]/[
]でインテリジェントオートメニューを表示する。
4. カーソルボタンの[ ]を押した後、カーソルボタンの[
]/[
]でインテリジェントオート[
]を選ぶ。
5. [MENU/SET]ボタンを押す。
6. 撮影する。

フラッシュが自動的に発光し、明るい写真が撮影できました。

顔の明るさに合わせて、カメラが最適設定。明るい写真が撮影できました。
【参考】 瞳・顔認識AFに設定する(プログラムAEモード、シャッター優先AEモード、絞り優先AEモード、マニュアル露出モード、一部シーンガイドモード時)
1. 本体上部のモードダイヤルをプログラムAEモード「」、絞り優先AEモード「
」、シャッター優先AEモード「
」、マニュアル露出モード「
」、シーンガイドモード「
」のいずれかにあわせる。
2. [MENU/SET]ボタンを押して、メニューを表示する
3. 撮影メニューが表示されていない場合は、カーソルボタンの[ ]/[
]/[
]/[
] で撮影メニューを表示する。
4. [MENU/SET]ボタンを押した後、カーソルボタンの[ ]/[
]で[オートフォーカスモード]を選び、[MENU/SET]ボタンを押す。
5. カーソルボタンの[ ]/[
]で[
](瞳・顔認識)を選び、[MENU/SET]ボタンを押す。
アドバイス 2 露出補正をする
モードでうまく撮影できない場合、手動で適切な露出を選択する「露出補正機能」を使う方法があります。
【露出補正をして撮影する】
1. 本体上面にあるモードダイヤルを回して、プログラムAEモード「」、絞り優先AEモード「
」、シャッター優先AEモード「
」のいずれかに設定する。
2. []ボタンを押して、露出補正操作に切り替える。
3. 後ダイヤルを反時計回りに回してプラス補正する。※
4. [MENU/SET]ボタンを押して、決定する。
5. 撮影する。

露出をプラス補正し、適切な明るさの写真になりました。
※ 撮影終了後は必ず補正値を“0 EV”に戻してください。