使い方で困ったときの Q&A

文書番号:4536

「花火を鮮やかに撮影する」ですね。下の解説をご覧ください。

花火の華やかさを写し撮るコツは、打ち上がってから散るまでの流れをねらうこと。花火大会では何千発から何万発も打ち上がるので、シャッターチャンスはたくさんあります。設定を変えながら撮影して、ベストの一枚をねらいましょう。

 

 

アドバイス1 花火撮影におすすめのレンズ

広角から望遠まで柔軟に対応できる14-140mmが便利です。

 

 

アドバイス2 三脚に固定して、バルブ撮影をする

三脚を立ててじっくり撮影する場合は、混雑した会場を離れて、全体を見渡せる場所を探しましょう。川面や建物などを一緒に写し込むと、高さや奥行きが表現できます。

 

設定1. F値とISO感度を設定する

[M(マニュアル露出)]モードを選択。F値はF8.0前後を目やすに設定し、ISO感度はもっとも低い[ISO200]に設定します。

 

設定2. マニュアルフォーカスでピントを合わせる

カメラ背面のフォーカスモードレバーを[MF]に合わせ、次に[MFアシスト]がONになっていることを確認します。

 

 

次に、レンズのフォーカスリングを回して、花火にピントを合せましょう。ライブビューのメリットを活かして、画面表示を最大10倍まで拡大できるので、正確なピント合わせができます。

 

画面一部の場合: 最大6倍

画面全体の場合: 最大10倍

 

設定3. バルブ撮影をする

シャッタースピードを[B(バルブ)]に設定して、撮影スタートです。打ち上がると同時にシャッターボタンを押して、花火が散ってから指を離します。長く押しすぎると露出オーバーになってしまうので、注意してください。

シャッターリモコンDMW-RSL1(別売)を使えば、シャッター全押しを保持することができるので便利です。

 

 

【写真が明るすぎる場合、暗すぎる場合】

明るすぎる場合は、F値を大きく設定してみましょう。暗すぎる場合は、F値を小さく設定するか、ISO感度を上げましょう。

 

【長秒ノイズ除去はOFFに】

[長秒ノイズ除去]をONにした場合、処理に時間がかかるため、立て続けにシャッターを切ることができません。撮影した画像のノイズが気にならないようであれば、OFFに設定しておきましょう。

 

 

アドバイス3 手持ちで撮影する

混雑した会場で手持ち撮影する場合は、花火が開く直前にシャッターボタンを押すのがコツ。花火の光跡が残り、かつ手ブレしないシャッタースピードを、試し撮りしながら探しましょう。

 

設定1. シャッタースピードを設定する

[S(シャッター優先AE)]を選択します。一般的に 「 1 / 焦点距離 (35mm判換算) 」秒以上 のシャッタースピードを確保するのが、手ブレを防ぐ目やすだといわれています。手ブレ補正を搭載したレンズでは2〜3段遅めを目やすにしてください。

 

シャッタースピードの目やす

35mm判換算焦点距離 28mm 50mm 100mm 200mm 280mm
手ブレ補正非搭載レンズ 1/30 1/50 1/100 1/200 1/320
手ブレ補正搭載レンズ(1段) 1/15 1/25 1/50 1/100 1/160
手ブレ補正搭載レンズ(2段) 1/8 1/13 1/25 1/50 1/80
手ブレ補正搭載レンズ(3段) 1/4 1/6 1/13 1/25 1/40

 

設定2. 明るさを調整する

写真が暗すぎる場合は、露出補正をプラス側に補正します。次に[ISO]ボタンを押し、[AUTO]を選択します。それでも明るくならない場合は、[ISO感度上限設定]を[ISO6400]以上に設定します。

 

露出補正をプラス側に補正

ISO AUTO

ISO感度を上げすぎると画質が落ちる可能性があります。普段からさまざまなISO感度で撮影をおこない、納得できる画質を見つけておきましょう。

 

設定3. ピントを合わせる

前述のようにマニュアルフォーカスでピントを合わせましょう。