黒っぽい服を着た被写体や黒い被写体を撮った時、全体に白っぽく写ってしまうことがあります。
黒い被写体の場合、光の反射が弱いために、カメラが実際より暗い被写体であると判断し、全体に明るめの仕上がりになって
しまうことがあります。このような時は、適正な露出に調節する必要があります。
アドバイス 1 (インテリジェントオート)モードで撮影する
まずは モードで撮影することをおすすめします。
モードでは被写体や撮影状況に合わせて、カメラが自動で最適な
設定を行います。被写体が人の場合は顔認識AFが働き、被写体の顔の明るさに合わせて露出を調節します※1。
【 モードに設定する】
1. 本体背面にある撮影/再生切換スイッチを[ ]側にする
2. 本体上部のモードダイヤルを[ ]に合わせる※2
顔の明るさに合わせた適正な露出で撮影できました。
※1 顔認識AF は モード時には自動で働きます。インテリジェントオートモード、一部シーンモード以外のモード時で、手動で設定することができます。
※2 モードの設定方法は機種により異なりますのでご注意ください。
【参考】顔認識AFに設定する(インテリジェントオートモード、一部シーンモード以外のモード時で個人認証OFF時)
1. 撮影状態で、[Q.MENU]ボタンを押す
2. 左右カーソルボタンで、[オートフォーカスモード]を選び、上下カーソルボタンで[ (顔認識)]を選び、[MENU/SET]を押して決定する
アドバイス 2 露出補正をする
モードでうまく撮影できない場合、手動で適切な露出を選択する「露出補正機能」を使う方法があります※1。
【露出補正をして撮影する】
1. 撮影/再生切換スイッチを[ ]側にする
2. モードダイヤルをプログラムAEモード「」、絞り優先AEモード「
」、シャッター優先AEモード「
」のいずれかに合わせる
3. カーソルボタンの[ ]を押し、[露出補正]を表示させる
4. カーソルボタンで、マイナス方向に補正する※2
5. [MENU/SET]を押すか、シャッターボタンを半押しして決定する
露出をマイナス補正し、適切な明るさの写真になりました。
※1 露出補正機能は、一部モードでは使用できません。
※2 撮影終了後は必ず補正値を“0 EV”に戻してください。