用語解説

バーチャル サラウンド
ラックシアター
  • サラウンドとは前後左右から音に包まれる360度の立体的音響のことですがバーチャルサラウンドは人の両耳聴の特性(※1)を応用し前方2つのスピーカーによってサラウンド効果を再現します。

    デジタル処理を行い、サラウンド音源を側方や後方から出したい音を、あたかも側方や後方にスピーカーがあるように計算して前方の音と混ぜておくと、聴取者は2つのスピーカーとは別の仮想的な(バーチャル)スピーカーから音が出ているように感じます。ただし効果のある聴取位置は限定されます。

    (※1)
    左右の耳へ到達する音波の音量差と時間差等によって、音源の方向や遠近等を認識し音の伝わり方の違いを記憶しているため、その音はどこから聞こえたかを認識します。

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