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DVD技術解説.2 DVD-RAMとその他のDVD規格

DVDには大きく分けて、6つのフォーマットが存在します。
DVD-VIDEO・DVD-Audio・DVD-ROMの3つの再生専用フォーマットと、書換え型ではAVやPC用のDVD-RAM、AV用途が中心のDVD-RW、そして1回のみの書込みができる追記型のDVD-Rに分類されます。

■DVD規格の種類

DVD規格名 特徴/主な用途 ディスク容量/特徴
DVD-VIDEO 高画質・高音質
映画・ライブビデオ
片面4.7GB/8.5GB
両面9.4GB/17.0GB
再生ディスク
大量の配布媒体
DVD-Audio 高音質
音楽ソフト
DVD-RAM PCデジタルデータ
辞書・特許
DVD-RW AVとPC両方に対応したフォーマット
  • PCデ-タ記録(高信頼性)
  • AVデ-タ記録(高画質・高音質)
  • DVDビデオレコーダー
片面2.6GB/4.7GB
両面5.2GB/9.4GB
書換型ディスク
DVD-RW AV用途が目的
  • DVDビデオレコーダー
片面4.7GB
書換型ディスク
DVD-R DVDオ-サリング時のチェック用として使用 片面4.7GB/3.9GB
1回のみ記録可能ディスク

■DVD-ROM・DVD-RAM・DVD-RW・DVD-Rの仕様比較

DVD規格名 DVD-ROM DVD-RAM DVD-RW DVD-R
容量(片面) 4.7GB/8.5GB 2.6GB 4.7GB 4.7GB 4.7GB
使用レーザー波長 635nm/650nm 650nm 635nm/650nm
2波長規格
635nm
レンズ開口数 0.6
記録位置 Pit Land&Groove Groove
トラックピッチ 0.74μm 0.615μm 0.74μm
溝ピッチ - 1.48μm 1.23μm 0.74μm
欠陥交替処理 - 交替処理 交替処理
無し
再生/書換/追記 再生専用 書換型 書換型 書換型 追記型
データ転送速度 11.08Mbps 22.16Mbps 11.08Mbps
カートリッジ使用 - 有/無し選択可(Type 2) -
・2000年1月現在(当社調べ)
DVD-RAMは、AVとPCの異なった環境で、ともに活用できる優れたフォーマットです。
大手メーカーのパソコン標準搭載をはじめ、DVDビデオレコーダーとの互換など、AVとPCでの シームレスなネットワークが実現できます。

(※このコーナーの情報は2000年1月 現在の情報です。)
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